企業WEBサイトのアクセス解析に携わり膨大なアクセスログを日々見続けています。
そんな中で、世の中に溢れている無尽蔵な情報を日々取捨選択しアクセスログの海の中から何が気づけるのか!?
ワタナベメディアプロダクツ、WEBマーケティング担当の川島のブログです。


最近の興味事項「初音ミク」について私が思うこと


2012年02月13日

最近、インターネット上のコンテンツとしてだけではなく、生ライブや物販イベント、
NHKでの特集、GoogleとのコラボのCMの出来の良さなどで
リアルなコンテンツとしても何かと目を引く「初音ミク」について、というよりも
「初音ミク」のマーケティングにとても興味があります。

Googleは著作権フリー・ロイヤルティーフリーなどの言葉が大好きなようで、
それを証明する出来事が、Google社が2011年に「H.264のサポートを打ちきる」今後はWebMだけに注力する、と発表たニュースがある。
理由はH.264は,無料の動画ストリーミングを提供する事業者に限っては無料で利用できるものの、
それ以外の用途で利用するメーカーや事業者は、特許プール管理会社である米MPEG LA, LLCを通じてロイヤルティーを支払う必要がある。
Google社は「ロイヤルティーは当社にとってはそれほど負担ではないが,動画分野のベンチャー企業には障害になる。
また,将来にわたってロイヤルティーが上がらない保証はない」と主張する。
一方,WebMはロイヤルティー・フリーをうたっているため,現時点ではメーカー,エンド・ユーザーを問わず,誰でも無料で利用できる。
この出来事からも分かるように、インターネットユーザーの障害になる著作権やロイヤルティーを排除し
もっとインターネットを法人・個人に限らず使ってください、というGoogleのスタンスが容易に伺える。

一方、ヤマハの開発した音声合成システムに、北海道のクリプトン・フューチャー・メディア社がキャラクター付けして販売している
音声合成・デスクトップミュージックソフトウエア「初音ミク」は、著作権フリー・ロイヤルティーフリーで
アーティスト印税なども無い、誰が使っても面倒なお金や規約の制限が無いわけです。

そして、動画SNSのニコニコ動画(dwango社)は、コンテンツ内に、リミックスやMADと呼ばれる
著作権や版権、肖像権までも無視したコンテンツが横行しているという問題を抱えていたので
著作権フリーの「初音ミク」は渡りに船だったのは言わずもがなです。

また、音楽アーティストにとってフロントマンであるボーカルの不在は常に悩むところで。
どんなに自分が良いと思える楽曲を作っても、それを表現してくれるボーカルがいない。
DTM(デスクトップミュージック)の発達で、誰もがハイクオリティーな制作環境を安価で
手に入れられるようになっても、最終的なアウトプット(ボーカル)でその評価のほとんどが決まってしまう。
というメランコリーを抱えています。

・インターネットユーザーをもっと増やしたい(特に動画に力を入れてる)Google
・「初音ミク」を売りたいクリプトン・フューチャー・メディア社
・版権を無視したコンテンツを排除したいdwango社
・理想のボーカルに出会えない音楽家
それぞれの利害が綺麗に一致した結果、行われた「初音ミク」マーケティングです。

この「初音ミク」マーケティングのキャッチコピーのようなものがありました。
2012年1月26日の読売新聞に「初音ミクで誰もが輝く」という社説です。
その中で、「VOCALOID(初音ミク)から派生した様々な現象は生きていくうえで
本質的に必要であるがゆえの創造力の偏在とその連携エネルギーの具現化」
というなんとも美しい言葉が並び立てられており、感動すら覚えました。
それと同時に、「版権なんてクソ喰らえ!!」というメッセージが私の頭の中で鳴り響いていました。
そんな華々しい「初音ミク」マーケティングの裏で、シンガーを目指している人
版権でビジネスをしている人は、これをどんな気持ちで見ているのか?
という負の部分が気になっています。

また、穿った切り口でこの「初音ミク」マーケティングを見ると
「初音ミク」を使った楽曲や映像を心からもてはやす人達の多くは、2次元しか愛せない人、
つまりイラストになったキャラクターにしか興味を持てない特異性のある嗜好をもった人達が多い。(データの根拠はありませんが)
海外に誇れる純然たる日本文化、アニメ・ラノベ・エロゲなどの発展の陰に、
リアルな人間には興味がもてず、2次元のキャラクターにしか興味が持てない人の存在があるのも事実です。
(コアなネットユーザーにとってこのことは当たり前のことですが)
少子高齢化、結婚率の低下、孤独死などの問題を抱える日本にとって、「初音ミク」マーケティングは
国家の危機を促しているのではないか?という極論を妄想したりしてしまいます。



posted by カワシマ at 11:31 | Comment(2) | マーケティング

濃い媒体はじめました


2011年10月20日

地元地域で3万人の会員顧客をもつクリーニングチェーン様の会報誌を作っています。

この会報誌の中に広告を出稿できるようになりました。
会報誌という特性上、なにより会員顧客の属性やエリアがかなり明確です。



より大きな地図で ミツミネクリーニング店舗一覧 を表示



posted by カワシマ at 16:47 | Comment(8) | 媒体

リスティング広告→ランディングページ→チラシ


2011年04月27日

リスティング広告を始める時たいそうな手間がかかります。

そのほとんどがまず情報集めで、全く今まで興味や関心がなく絡むことなく過ごしてきた業界などのリスティング広告を始める時はさらに時間がかかります。

そうなると、ターゲットは明らかに自分とは違うジャンルの人達であるから

経験値や主観で決められないことがほとんどです。(勘でやっては良い成果は見込めませんが)

キーワードマーケティングをはじめ、競合のリサーチ、ランディングページの作成、広告文章などなど、吸い込めるだけの情報をいただいて施策していくわけですが。



そんなおいしいエキスがつまったリスティング広告とランディングページをそこだけに使っておくのはモッタイナイと考えるお客様は多いようです。

実際モッタイナイですよね。



そこでこのエキスを使ってチラシも作ってしまおうという話です。

いやそもそも同軸で考えて作った方が販促の効率は期待できます。



flo.jpg


もちろん印刷データを作るための制作費、印刷代はかかりますが、ゼロから作るよりはるかに手間はかからないでしょう。

それでそのまま、新聞折り込みにチラシを封入手配

あとは、アクセス解析でリスティングからのコンバージョンなのか

チラシからの訪問なのか分析して

費用対効果を分析すればまた次の販促につながるでしょう。



かなり地道なローカル戦術ですが

やられているところはやってらっしゃいますね。





posted by カワシマ at 13:25 | Comment(2) | SEM